2011年04月23日

上村愛子、現役続行会見

 1年間活動を休止していたフリースタイルスキー・女子モーグルの上村愛子(31)=北野建設=が14日、長野市内で会見し、現役続行を正式に表明した。上村は「ゼロからのスタート。長く休んだ感じはするが、前を向いて一歩一歩頑張りたい」と抱負を語った。

 4度目の五輪出場となる昨年のバンクーバー五輪で自己最高の4位に入ったものの、期待されたメダルは逃し、「人をガッカリさせるのがつらかった」と上村。昨年6月に休養を発表し、その後は「ずっと引退する理由を探していた」という。だが、初めて競技の一線から離れたことで精神的に余裕が生まれたといい、上村は「スキーをすることで人を喜ばせることもできるのではないか。一歩踏み出すことも大事だと思った」と翻意の理由を明かした。

 ただ、1年間のブランクは大きく、肉体的な衰えは否めない。14年ソチ五輪への期待がかかるが、上村は「より強くなりたいし、最終的にそこ(五輪)に行けるように頑張りたい」としながらも、「この間に自分の体に何が起きたかを確認していくことが先。走るところから始めたい」と、当面は体力の回復に努める意向を示した。




[毎日新聞ニュース]より



 去就が注目されていた上村選手ですが、現役続行が決まって良かったですね。この1年間のブランクと力の衰えが心配ですが、第一人者として競技の盛り上げ役としての役割もありますから、頑張って欲しいですね。



Posted by hades at 09:21